- PC
- 連載

どうも、Opayaです。皆さんフィギュアは好きですか?最近は、3月9日にサービス開始したばかりのゲーム「トイ・ウォーズ」(ガンホー・オンライン・エンターテイメント)の実況プレイ動画をいくつか作成しています。今回はちょっと脇道にそれて、その作り方を解説したいと思います。
初めて見る人にも優しい動画作り
ニコニコ動画やYoutubeなどの動画投稿サイトには色々な人がアクセスしますから、動画を見てくれる人が、そのゲームを知っているとは限りませんよね。
まずは誰が見ても分かりやすいように、冒頭部分にゲーム紹介を入れると親切です。初めて実況プレイ動画を作る場合は、自己紹介を兼ねて動画を撮るに至った経緯を話すと良いかも知れません。
中には「知らないゲームを初めてプレイする」なんていう動画作成スタイルもありますが、ストーリーや目的、ゲームのかけひきが分からないと見ていてストレスが溜まることもしばしば……。「自分がプレイするゲームの何が面白いのか」をしっかりと理解して、「動画を通じて何を伝えたいのか」を明確に視聴者に伝えることが重要なのです。
まずは動画を見てもらう
動画を投稿する際に設定できるタイトルとサムネイルも、実況プレイ動画の大切なパーツの1つです。今回の場合、トイ・ウォーズというゲームタイトルをそのまま動画の題名にして、ゲームの特徴である可愛いイラストの画面をサムネイルにしました。また、オンラインゲームとしては珍しいオープニングのアニメーションを挿入することで、視聴者の興味を惹きつけるように意識しました。
動画を適切な長さにする
どんなに自分が自信を持って作った魅力的な動画でも、再生時間が長すぎると読み込みに時間がかかり、内容を見る前に視聴者からは敬遠されてしまうことがあります。また、綺麗に録画しても動画が長いと画質の低下が著しくなってしまいます。初回は動画エンコードに適した10分~15分程度でまとめ、誰もが気軽に再生できる長さを意識しましょう。この辺りは後の連載で触れる予定の「編集のやり方」編で補足しますが、windowsに最初から搭載されているwindows movie makerを使えば、長い動画を2つに分けることもできます。
10分の動画と20分の動画の画質を比べればその差は一目瞭然ですので、一度見比べてみてください。
音量バランスに気を付ける
実況プレイ動画は、ゲーム音とそれに上乗せするプレイヤー音声と、2つの音が入り混じっています。両方の音のバランスを整えるには、動画を作成する前に何度も短く試し録りをして実際に聞いて確認すると良いでしょう。今回収録したトイ・ウォーズはゲーム中のキャラクターがよくしゃべるので、ゲーム音がしっかりと聞こえるように調整してあります。
コメントが加わって初めて完成する
筆者がよくアップロードしているニコニコ動画の特徴は、投稿された動画に視聴者がコメントを表示できることです。自分の作成した動画に視聴者からコメントがもらえるのは非常に嬉しいことで、それを励みにしてより良い動画を作ります。多くの投稿者は、もらったコメントに返事をするためにブログを作成したり、コメント内容を次の動画に反映させたりと、視聴者とのコミュニケーションを楽しみます。これが動画投稿の醍醐味であり、実況プレイ動画を作る際に最もプレッシャーを感じる部分でもあります。
皆と楽しみを共有する、それが実況プレイ動画!
自分が気に入ったものを、他人に紹介すること。今まではブログなどに文字のみで表現していたことですが、今では動画を使って表現することができます。美味しいご飯屋を見つければ一緒に食べるし、感動する映画があれば一緒に観る。楽しいゲームがあればそれを人に伝えたくなり、結果生まれたものが実況プレイ動画なのです。
僕は実況プレイ動画を通じて一緒にゲームをする友達を作り、皆でゲームをやることの楽しさを、より多くの人に伝えていければ良いなと思います。
今回のまとめ
- 初めてゲームを見る人にも優しい動画を
- 動画は適切な長さに編集する
- 音量バランスに気をつける
それでは皆さん、今夜も素晴らしきゲーミングライフを!
次回:ゲーム画面が撮れたら、音声を録音しよう。
実況プレイ動画に欠かせない、プレイヤーの声の録音方法を紹介します。