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どうも、実況プレイヤーのOpayaです。今回は実況プレイ動画の主役とも言える「プレイヤーの声」を録音する方法をご紹介します。日常生活において自分の声を聞く機会はそうそうないもので、始めのうちは違和感を覚えたり、妙に照れくさかったりするかも知れません。しかしゲーム映像にあなたの音声を付け加えることで、ゲーム動画をより親しみやすく、魅力的なものに仕上げる事ができるのです。
実況プレイは「ひとりごと」にあらず!
普段おしゃべりな人も、いざ1人でマイクに向かって話すとなると難しいものですよね。
留守番電話でメッセージを残す際うっかり言葉に詰まってしまうように(僕だけでしょうか?)、実況プレイでもゲーム中に何を話したら良いか迷ってしまうことがあります。上手に実況プレイをするコツは、「視聴者に向けて話しかけること」です。
友達と一緒にゲームをやる時のように、自分が遊んでいるゲームの好きなところ、面白いと思った部分を相手に語りかけて下さい。もちろん台本なんて必要ありません。純粋にゲームを楽しめばそれで良いのです!
なにはともあれ、まずはマイクを用意!!
音声の録音に必要なものは、それほど多くありません。ボイスレコーダーなどの専用機材を持っていなくとも、PCにマイクを接続して録音ソフトを起動するだけで簡単に録音が可能です。
PC用のマイクには様々な種類があります。本体の形状はもちろん指向性や感度、ノイズ除去など機能面にも違いがあり、どれを買えばよいのか,最初は悩んでしまいます。それぞれの特徴を今まで10本以上のマイクで試行錯誤してきた僕の経験談を交えてご紹介いたします。
ボイスレコーダー
小型で持ち運びが容易なうえ、データを外部メモリに保存する事ができるので、使用する環境を問わないことが強みです。またPCに負荷を与えずに録音できるのでPCゲームの実況プレイ動画を作成する時やゲーム大会、イベント取材でも重宝しています。
内蔵マイク
ノートPCの多くはマイクを内蔵しているものが多く、これらを利用すれば新たに機材を購入せずに録音できます。ですが、構造上タイピング音がノイズとして入ってしまうので、文字入力を必要とするゲームや、キーボードで激しい操作を行うゲームには向いていません。
スタンド型コンデンサマイク
低価格なわりに質の良いものが多く、初めて音声録音に挑戦する場合にオススメです。スタンド型の利点は長時間の使用でも疲れないこと、軽量なので持ち運びに便利なことです。こちらを選ぶ場合には、「音声のON/OFFを瞬時に切り換えられるミュートスイッチ」が付属しているものを選ぶと良いでしょう。
ダイナミックマイク+アンプ
音質にこだわるならダイナミックマイクが最適です。マイクアンプを併用することでマイクが出す「サー」というホワイトノイズを軽減し、よりクリアな音声を録音できます。マイクスタンドは重量があるものが多く持ち運びには不向きです。
録音ソフトを選ぼう
PCとマイクが用意できたら後は録音ソフトを導入するだけです。録音ソフトには「音声のみを保存」するものと「映像と音声を同時に保存」するものとがあります。用途に応じて使い分けましょう。
上記2つの録音ソフトは「音声データのみ」を保存できます。プレイヤーの音声を個別に保存するメリットは、ゲーム音とプレイヤー音声のバランスを任意に調整できること、およびカット編集することで気に入らない台詞を消去できることです。
ステレオミキサーってなんだ?
いざ録音をしてみたけれど、マイク音だけ、あるいはゲーム音だけのファイルができてしまって、思った通りの音声が録音できていないことがあります。また、Skypeなど他の通話ソフトの音声も一緒に録音したい方もいるでしょう。それらの音声を混ぜ合わせて保存するためにはあらかじめPCの「ステレオミキサー」設定を変更しなければなりません。
設定方法は使っているPCのOS、サウンドカードによって違うので割愛しますが、ここではそんなわずらわしい設定を一掃する便利な機材「サウンドミキサー」をご紹介します。
このような外付けのサウンドミキサーを買えば、PC側の「ステレオミキサー」のトラブルは一挙に解決です。僕の場合はSkype音、マイク音、ゲーム音の3つをミキシングして使用しています。
Opayaの配信環境
今回のまとめ
- 実況プレイとは、視聴者との対話である
- 声の録音は、PC・マイク・録音ソフトの3つでできる
- 音の合成は、サウンドミキサーがあると簡単になる
それでは皆さん、今夜も素晴らしきゲーミングライフを!
次回:映像と音声を編集しよう!
シンプルなプレイ動画からフラグムービーまで、編集の仕方を紹介します。