UFC Undisputed 2010がiOSでプレイできる!!

THQ社の総合格闘技ゲーム「UFC Undisputed」はPlayStation3、Xbox 360でシリーズ展開されているもので、発売まもなくミリオンヒットを記録するなど、北米で絶大な人気を誇るタイトルです。今回ご紹介する「UFC Undisputed 2010」は同シリーズをiOS向けに移植したもので、操作は全てタッチパネルによって行う事ができます。

登場する選手は30人、さらにアドオンパックも

UFCで活躍中のさまざまな選手がゲーム内に収録されています

本作には、ライトウェイトからヘビーウェイトまでの5階級からそれぞれ30人が実名で登場します。
クイントン・「ランペイジ」・ジャクソンやヴァンダレイ・シウバ、アントニオ・ノゲイラ、マウリシオ・「ショーグン」・ルアなど、日本のリングでも活躍した選手達が多数収録されています。選手のモーションも非常にリアルに再現されていますが、容量の関係でしょうか、PlayStation3やXbox 360で収録されていた入場シーンはカットされています。シウバの「両手を組んでぐるぐる」をiPadで見たかったのですが……残念です。

現在、岡見勇信やリッチ・フランクリンなど、5人のファイターが追加されるアドオンパックも販売されています。

操作は「スタンド状態」と「グラウンド状態」の2種類

スタンド状態では、お互いの得意な技を繰り出せる間合いに入れるかどうかがポイント

スタミナゲージがフルになると、大技を繰り出し、相手からダウンを奪えます

ゲームの操作は、大きく分けて2種類のモードがあります。スタンド状態では、画面左下にある「移動」と、画面右下にある「打撃」を使用し、グラウンド状態では、打撃もしくはポジションチェンジ、絞め技・関節技を選択してプレイしていきます。

スタンド状態での打撃はパンチかキックのエリアを指でスライドさせます。このとき、エリアをタップすると素早い攻撃が、下から上にスライドすると頭部への攻撃、上から下にスライドすると腹部への攻撃を繰り出せます。
また、画面左側の組み技をタップすると、相手へのクリンチや、タックルを出し、タックル時に画面をタップするとグラウンド状態に移行します。

グラウンド状態では、ポジションチェンジ（有利な位置への移動）と、打撃、サブミッションのいずれかを選択していきます。
ポジションチェンジを選択すると、画面左側にサークルが表示され、このサークルを指でなぞっていき、ゲージが溜まるとポジションチェンジ成功となり、有利な位置へ体を移動させます。そして、サブミッションを選択すると画面上に大きく図形が表示されます。この図形を時間内になぞることができれば、サブミッションが成立し、TKOを奪う事ができます。

サイドポジションを狙うか、それともガードポジションに戻すか

相手のスタミナや体力が多いと、それだけ描く図形も難しくなっていきます

慣れてしまうとそれなりに簡単。スコアランキングがかなり熱い

搭載されているモードは、1試合のみの「EXHIBITION」と、トーナメント形式の「CHAMPIONSHIP」の2つ。ゲーム自体は非常にシンプルで、相手のスタミナを奪ってからテイクダウンし、サブミッションで勝利する、というパターンでほとんどの相手を倒す事ができます。
とはいえ、意外と熱いのが全世界のプレイヤーとスコアを競うモード。プレイの結果で表示されるスコアをどこまで高くできるかがキモなのですが、現在世界ランキングTOP5を1人のプレイヤーが牛耳っています。筆者もいろいろと挑戦しているのですが、なかなか難しい……。本作と入手した皆さんはランキング1位奪取にぜひチャレンジしてみてください。