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実況プレイ動画の作成もいよいよ終盤に入ります。用意したゲーム映像とプレイヤーの声を編集して動画を公開する準備をしましょう。編集のやり方1つで視聴者が持つ動画へのイメージは大きく変わります。
無料ソフト「Windows Live ムービーメーカー」を使ってみよう!
映像編集ソフトと言われると専門的で高価なソフトだと思われがちですが、無料で手に入るソフトにWindows Live ムービーメーカーがあります。無料ソフトと言えども十分な性能をもっているので、多くの動画投稿者がこちらのソフトを使用しています。
基本となるカット編集を覚えよう!
まずは動画の不要な部分を取り除くカット編集を覚えましょう。手順は簡単で、切り取りたいシーンの始めと終わりを「分割」で区切ります。
フェードを設定しよう
カットしたままの映像だと、前後で急に場面が切り替わり、見ている側はストレスを感じることがあります。そんな時はフェード機能で映像に抑揚をつけましょう。
動画に字幕を付けよう
さらに見やすい動画にするために、字幕による説明文を追加しましょう。実況プレイ動画の中には、この字幕機能だけを使ってゲームを実況するスタイルもあります。
フラグムービーを作ろう
FPSなどで相手を撃破するシーンをテンポ良く繋げた映像をフラグムービーと呼びます。サッカーなどの得点シーンをハイライトする映像に近いものがあります。フラグムービーは見ている側が気持良く見続けられるようにテンポよく映像を繋げる技術が必要となります。その一例として海外FPSゲームのフラグムービーをご覧ください。
このフラグムービーでは銃の発射音とBGMの低音部分がタイミングよく重なり、見ている側が映像に引き込まれるように演出してあります。実際にフラグムービーを作る際には細かいカット作業と、数多くのプレイ動画の素材が必要になるのでハードルはやや高めです。しかし、フラグムービーがきっかけでゲームに興味を持つ人が多く、自分がプレイするゲームのコミュニティを活性化するために動画編集を始める人も少なくありません。
より細かい編集を望む人は
今回紹介したWindows Live ムービーメーカーは簡単で使いやすいですが、かゆいところに手が届く作りではなく、細かな作業には向いていません。フラグムービーなど、フレーム単位で編集を行いたい方は別の編集ソフトを使用しましょう。
今回のまとめ
- 動画編集は、視聴者の動画に対するイメージを向上させる!
- 編集ソフトは、Windows Live ムービーメーカーが簡単で便利!
- フラグムービーは、BGMに合わせて映像を並べる!
それでは皆さん、今夜も素晴らしきゲーミングライフを!
次回:動画をエンコードしよう!
最後の仕上げ。きれいに見えるエンコード方法を伝授します。