http://btoshop.jp/2016/11/25/4562469770642/100万匹の羊https://play.google.com/store/apps/details?id=com.frecre.eikomusBFKhttp://eigomonogatari.com/
  • ETC
  • 連載
ゲームに関する三冊の本

ゲーム研究者になりたい学生にオススメしたい三冊の本

Antti Szurawitzki(アンティ・シュラウィツキ)(カルチャーライズ・スペシャリスト) 2011-04-19
ゲームに関する三冊の本
Antti氏より:申し訳ございませんが、この記事で紹介させていただきたい本は英語版のみで発行されています。

An Introduction to Game Studies: Games and Culture

フィンランドのタンペレ大学の情報学学部の教授フランス・メウラ氏の書いたゲーム研究への導入です。
ゲーム研究の基本を明確にし、ゲームを研究したい学生にとって非常に役に立つ本です。

本書の中では「ゲーム」、「テレビゲーム」または「デジタルゲーム」という言葉はどう定義すればいいのか、ゲームはどんな視点から研究すればいいのか、といった質問へ答えています。また、「ゲーム」と「文化」の関係を論じる部分も含まれているのが特徴です。

ちなみに、フランス・メウラ教授はデジタルゲーム学会(DIGRA)の設立者としても知られています。

Half-real. Video Games between Real Rules and Fictional Worlds.

デンマークのコペンハーケンのDanish Design Schoolの研究者イェスパー・ユール博士の書いたこの本の主旨は、「ゲームのルールとゲームの世界観または架空の要素との間の関係だ」ということ。

テレビゲームという制作物は、プレイできる部分とプレイできない部分からなっています。その両方はどのようにプレーヤーに影響をもたらすのかというのは、ユール博士の出発点になっています。

たとえば、ゲーム内の世界観の時間システムと、現実の世界でゲームをやりながら過ぎていく時間にはどんな関係性が生じるのか、といった内容が収録されています。

Character-Driven Game Design: A Design Approach and Its Foundations in Character Engagement

フィンランドのヘルシンキのアールト大学(旧ヘルシンキ芸術デザイン大学)ペトリ・ランコスキ博士の博士論文です。

認知科学、そして演劇学の理論をゲームキャラクターデザインに対応し、最後にキャラクターデザイン手法を提供する本に関しては、肯定派も、反対派もあるかもしれませんが、それは読まないと決められませんので、ぜひ読んでみてください。

特ににゲームデザインに興味を持つ学生たちへのオススメの本です。

著者:Petri Lanksoki (ペトリ・ランコスキ)
下記のリンクから無料ダウンロード可能
https://www.taik.fi/kirjakauppa/images/05b242aa4f26a8e03f8499599462f5f2.pdf

イースターエッグ

ここまで読んでいただいて、誠にありがとうございました。下記のリンクから、私の修士卒業論文が無料でダウンロードできます。日本のゲームローカライズにおける考えを提供する話です。

Japanese Video Game Localization : A Case Study of Sony's Sairen Series
http://www.doria.fi/handle/10024/61581

筆者紹介/ Antti Szurawitzki(アンティ・シュラウィツキ) (カルチャーライズ・スペシャリスト)
1978生まれ。ヘルシンキ大学世界文化研究所で極東アジア研究を専攻し、2010年修士卒業。2003年から様々なゲーム開発会社で働き、現在はDigital Chocolateのヘルシンキ・スタジオでカルチャーライズ・スペシャリスト。有名ではないのに、友達はいっぱい:) 面白い話をしたい方はantti.szurawitzki@gmail.comまでご連絡ください(日本語対応も可能)。
Negitaku.org
左右ボタン・マウスホイール・左右キーで選択、画像クリックでズーム(可能なら)、×アイコン・ESCキーでクローズ