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2011年初頭にAstro Gamingより突如リリースされた「A40 2011Edition」。いままでにも、イヤーパネル部分の素材や、本体のフレーム素材、ケーブル部分などは、出荷ロットによって微妙に変化していたA40だが、今回初めてイヤーモデルとしてリニューアルされた。
それでは、既存のモデルとどこが変わったのか、さっそくご紹介していこう。
主な違いは「イヤークッション」と「マイク」の二カ所
今回リリースされた「A402011年モデル」は、イヤークッション部分とマイクが新たなユニットに変更されている。
見た目ではわかりにくいが、イヤークッションは、前モデルと比較して「やや硬めな低反発素材」を採用している。これによって、外部からの音をシャットアウトし、よりゲームに集中することができるようになった。また、A40ヘッドセットで定評のある「低音域」をさらに強化、これによりゲームに最適な音域の解像度がアップしたことによって、いままでのA40よりもさらに「ゲームワールドのサウンドポジション」がよりはっきりとわかるようになった。具体的には、FPSをプレイしているときの「敵プレイヤーの足音」や、「どの方向から銃撃を受けているか」がわかりやすくなっているため、よりゲームの世界に没入できる。
ちなみに、前モデルでは「後部が空いている構造により、外部の音声を取り込める一方、正確な音声出力を実現」と唄っていたが、密閉性がアップしたため、若干外の音は聞き取りづらくなっている。このあたりはトレードオフになるので、まぁ、仕方のないところだろう。
より任意の場所にフィットさせやすくなったブームマイク
もう一つの改善点が、ボイスチャットに使用するブームマイクのパーツ精度アップだ。
筆者の環境でテストしてみたところ、音質などはとくに変わっているわけではないが、いままでのものよりも、マイク部分全体にカットが施されており、好みのポジションに曲げた際に固定しやすくなっている。
なお、既存のモデルを使用している人は、アクセサリパーツの「A40 2011 UPGRADE KIT」を購入し、自分で付け替えることも可能だ。
作業自体はそれほど難しくなく、筆者の場合はおおよそ10分ほどで換装できた。Youtubeなどで「Astro A40 Replace」と検索すると、一般の人々による換装動画がアップされているので、そちらを見て欲しい。
2011年モデルのカラーバリエーションについてだが、現在は白と黒の2種類が販売されており、残念ながら、2011年4月時点では、赤・青・緑の三色展開をしていた「A40 BXRエディション」は販売されていない。
※ | 現在、日本国内では、秋葉原のメッセサンオーカオス館店頭および通信販売で入手することができる。 |
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