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『高負荷環境におけるエンボディチェアの活用事例 ハイエンドゲーマー Meets Embody』レポート

Opaya(実況プレイヤー) 2011-07-11

イスがゲーマーにもたらす影響とは

2011年6月8日、東京丸の内にあるハーマンミラーストアで「エンボディチェア」を用いた研究発表会が開催された。
本実験は2010年12月、早稲田大学大学院国際情報通信研究科、河合隆史研究室で行われたもので、長時間にわたる高機能オフィスチェアの使用が人体に及ぼす影響を測定したものだ。実験データの実施・検証を行った早稲田大学国際情報通信研究センター招聘研究員の三家礼子氏と、被験者を代表して株式会社グルーブシンク代表取締役の松井悠氏が登壇し、実証実験の結果を発表した。

左:三家礼子氏 右:松井悠氏。

エンボディチェアとは

エンボディチェアは特にコンピュータの前に座る人のためにデザインされた高機能チェアである。使用者に合わせて座面の硬さ、接触面積を変化させる各パーツは、快適さはもちろん脳の活性化を促す機能を備える。身体の自由な動きをサポートし、まるで浮いているような感覚さえも与えると言われている。

来場者用のイスは全てハーマンミラーの製品が用意された。

実験!3種類のイスで5時間ずつゲームをする

この研究はエンボディチェアと、他社競合製品、一般的オフィスチェアの3種類を用意し、長時間のゲームプレイの際に使用するイスがもたらす人体への影響を測定したものだ。1時間のゲームプレイと10分の休憩を1セットとして5セットを3日間、イスを入れ替えて実施し、その心拍数と脳血流を測定する。被験者はゲーム歴15年以上のコアゲーマー3人で、ゲームタイトルは反射神経が重要となるXbox360のHALO:Reachを採用した。

被験者には前もってイスのデータは知らされていない。
脳波計を装着する被験者。

結果は一目瞭然。圧倒的な成績のエンボディチェア

心拍変動のうち緊張の度合いを示す(LF/HF)の値が、エンボディチェアを使用した時に限り著しく低下している。これは長時間のゲームプレイでも常にリラックスした状態であったことを表している。ゲームに限らず長時間のデスクワークをしても疲れにくく、作業効率が落ちない椅子であると言える。

エンボディチェアの数値は他2つのおよそ35%の値。
それぞれの脳血流の値。エンボディチェアの波形は安定している。

質疑応答とプレゼントで盛り上がる会場

発表が終わった後は来場者との質疑応答が行われ、研究に興味のある学生やゲーマーからの質問が飛び交った。また、今回の実験をコーディネートした三家礼子氏の著書「椅子の文化図鑑」(共著)と、松井悠氏の「デジタルゲームの教科書」・「デジタルゲームの技術」(ソフトバンククリエイティブ刊)がそれぞれ来場者に抽選でプレゼントされ、発表会は和やかな雰囲気で幕を閉じた。

ハーマンミラーストア
http://hermanmiller.co.jp/storetokyo/
筆者紹介/ Opaya (実況プレイヤー)
幼少の頃からゲームの英才教育を受けたオールラウンドプレイヤー。その腕前はFPS、RTS、格闘など全てのジャンルにおいて勝率5割で停滞するという言わば日本のゲーマーの基準点となる存在である。弱い者には勝ち、強い者には負けるという大切な役割を担いながら、カードゲームから海外PCゲームまで幅広くプレイし、ゲームの魅力を伝えるために数多くの動画を投稿している。座右の銘は「人生しゃがみ弱パンチ」。

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