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みなさんこんにちは、C9公認ナビゲーターの松井です。
今回は、2011年末に行われた「C9ファン感謝DAY」でその強さを見せつけた、韓国最強のC9プレイヤー「シャイナリス」さんへのインタビューをお届けします。
このインタビューは、当日のステージイベントにおいて、オンライン予選を勝ち抜いた8人の日本プレイヤーとのリレーマッチ(勝ち抜き戦)を行い、8人抜きを果たした直後に収録されました。
C9 Global Championship2011、個人戦・チーム戦ともに、タオイストを使用し無敗で優勝。現在、韓国において、ネペルサーバーに所属、ランクマッチ戦績は2000勝以上に対して、敗北数は4回。すべてのキャラクターを使いこなすトッププレイヤーとして君臨している。
C9最強プレイヤーはどう生まれたのか
-見事な8人抜き、おめでとうございます。それでは、まずはシャイナリスさんがC9を始めた時期からお伺いしていきます。
シャイナリス:サービスが始まったのは2009年8月15日だったんですが、自分は2009年9月から始めたので、もう二年以上やっていることになりますね。まあ、途中で他のゲームをやっていた時期もありましたけれども。
C9はずっとPvP(Player Versus Player)メインでプレイしています。PvE(Player Versus Enemy)はPvPに必要な場合だけやります。他のゲームでもそうなんですが、自分は対人戦が好きでPCとやるのは好きじゃないんです。
-ちなみに、どんなジャンルのゲームが好きですか?
シャイナリス:ほとんどのジャンルのゲームをやってみましたが、キャラクターを使って戦闘するのが好きなので、アクションゲームが好きですね。RTSもやってみましたが、マルチタスクをやらなきゃいけないのが自分には向いていないみたいです。
-では、なぜC9を選んだのですか?
シャイナリス:C9の場合、「鉄拳」や「バーチャファイター」のように全員が同じ条件のキャラクターでプレイするのではなく育成しながら戦闘も楽しめるところが気に入っています。育成も実力のうちだと思うので、そういう楽しみもC9を選んだ理由ですね。それに、操作感や細かいところまでキャラクターがセッティングできるという部分で、C9は世界一のゲームだと思っています。
最強プレイヤーのライバルとは?
-ご自身の戦績は非常に優秀なものですが、韓国で、ライバルはいますか?
シャイナリス:韓国では現在サーバーが2つあって、自分はネペルというサーバーで1位なんですが、もうひとつのダーウィンというサーバーで1位のアサシンの人(ラクバル:アサシン)をライバルだと思っています。C9 Global Championship2011でも対戦しましたが、あの時は何とか自分が勝って優勝できました。
※ | 韓国では2012年1月5日にネペルとダーウィンが統合、カシアスサーバーに。現在はカシアスとヘルメスの2サーバーで運営されています。 |
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日本プレイヤーとの戦いを終えて……
-今回のリレーマッチではアクセサリーやソウルをいくつか用意していたようですが……。
シャイナリス:アクセサリーはHP増加とHP回復率アップの二つを用意していました。最初はHP増加を使って、HPが削られてきてから回復のアイテムを使っていました。これは韓国では、実戦でもよく使われています。本当は全ての属性に対する防具を用意しようと思ったんですが、今回は時間がなくてできませんでした。ただし、ソウルは物理防御力増加と魔法防御力増加を対戦相手のキャラクターによって付け変えていました。
-『C9 Global Championship2011』で日本のプレイヤーと戦ってから1ヶ月が経ちましたが、何か日本人ユーザーの変わった点は感じましたか。
シャイナリス:自分が前回と今回と両方見たのはピカチュー選手だけだったので以前との比較をするなら彼のことしか言えないんですけど、彼もこの1ヶ月でとても上達したと思います。日本には韓国ユーザーと交流しているプレイヤーさんも多く、韓国のC9ファンサイトの掲示板に英語で書き込みをしてスキルの使い方などについて質問している人が結構いるんです。そこに日本語や英語の分かる韓国人ユーザーがコメントをつけて教えてあげたりしていますので、日本人ユーザーはそういうやり方で学んで早く上達していると思います。実際に今回対戦してみて、前回より自分が勝つのが大変になったなと感じました。
-最後に、日本人プレイヤーにメッセージをお願いします!
シャイナリス:実力面ではさっきもお話しましたが、1ヶ月で本当に上達したと思います。この調子でいけば、日本から世界クラスのトッププレイヤーが出てくる可能性も充分あるのではないでしょうか。またC9というゲーム自体に関しては、自分も2年間ハマってやっているほど面白いですし、日本のゲームオンさんも頑張ってプロデュースしているのでこれからのビジョンのあるゲームだと思っています。
日本人プレイヤーはこれまでスキルの使い方などを韓国人プレイヤーに質問したりプレイを見たりしながら学んで、本当に上手くなったと思います。でも相手によってアイテムを合わせたり自分のキャラクターを調整していくのも実力の半分以上を占めると思うので、これからはそういう部分に関しても気を使ってプレイしていけば、もっと早く上達すると思います。
翻訳・インタビュー協力:スイニャン
http://c9.gamechu.jp/