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StarCraft2関連イベントの取材でe-sports SQUAREを訪れたある日、ひとり寂しくカウンターに座っている青年に「StarCraft2ファンの方ですか」と声をかけたところ、思わぬ返事が返ってきました。彼はFPSゲーム「Alliance of Valiant Arms」(以下、AVA)のイベントの打ち合わせで、たまたま居合わせたとのことで、さらに「良かったらイベントを観に来ませんか」とお誘いまでいただいたのです。その青年こそイベントの主催者であるトンピ氏でした。そんなイケメンのお誘いにまんまとハマったスイニャンがイベントを見学に行ってまいりましたので、簡単なレポートとトンピ氏へのミニインタビューをお届けします。
■護衛ミッションとは何ぞや? トンピ氏による徹底解析講座
トーナメントを戦う前に、本イベントの主軸となる護衛ミッション全体の心構えからこの日のイベントで使用されるマップごとの攻め方まで、トンピ氏が丁寧に解説する護衛講座が行われました。しかし去年AVAの大会取材を一度したきりでプレイ経験も観戦経験もゼロの私にとっては、分からない専門用語が多かったです。そこで参加者の方々に分からない用語を質問しながら、何とか観戦レベル程度の知識は得ることができました。
護衛ミッションはFPSの中でもAVA特有のものだそうです。簡単に言うと攻撃チームが戦車をゴールさせようとし、それを守備チームが阻止するという戦いで、前後半で攻守を入れ替えて勝負が繰り広げられます。前半に戦車が動いた距離やゴールした時間によって後半の攻撃チームのゴール地点や制限時間が変わるところが、個人的には面白いと思いました。
■みんなでワイワイ護衛トーナメント
今回のイベントはLANパーティ形式でランダムにチームが組まれるため、参加者は真剣勝負を繰り広げるというよりはワイワイ楽しくプレイしていたようでした。有名選手も何名か参加しており、さまざまな大会で活躍しているFiv★N4Gi選手やKqGe*tan選手の姿も見られました。彼らと同じチームになった参加者は、彼らのプレイから学ぶことも色々とあったようです。それから、女性プレイヤーも数名参加していました。
また、ネット配信もあり、実況は今大会の主催者でもあるトンピ氏、解説はDeToNatorのMchik氏が行いました。イベント大会であるとはいえ、いざ試合となればプレイヤーも観戦者も熱くなるものです。特に戦車がゴール地点に近づくにつれて必然的に攻守ともにその場に集まってくるため、手に汗握る戦いが繰り広げられていたのが印象的でした。
イベントの最後には表彰式が行われ、準優勝チームと優勝チーム、そしてMVPとなったAIRwrite選手にはそれぞれ賞品が贈られました。
■トンピ氏ミニインタビュー
AVA護衛クラン「NIOIのある日常」で活動しているトンピと申します。護衛モードをAVAプレイヤーや未プレイの方に知っていただく活動をしています。また、オフラインイベントでFPS実況者としても活動しています。
爆破モードはどんなFPSでも実装されていますが、戦車を修理して押し進めるルールの護衛モードはAVAでしかできないんです。爆破モードと違って一度倒されたら終わりではなく何度もリスポーンするので、常に状況が変化して試合の流れがスピーディになっていく点が魅力だと思います。
※ | リスポーン:プレイヤーキャラクターが特定の地点で復活し、試合を続行できるシステム |
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第3回の護衛イベントもe-sports SQUAREで開催したいと思っています。それから、いずれは東京以外の場所でも護衛イベントを開催できたらと考えていますので、地方在住のAVAプレイヤー皆さんにも会えるのを楽しみにしています。
護衛クラン「NIOIのある日常」は、トップを目指すというよりはみんなで護衛を楽しむことを目的としたクランで、いつも楽しくプレイしています。クランメンバー以外のAVAプレイヤーたちともそんな風に楽しくプレイしたいと思っていますので、興味のある方は是非、次回遊びに来てください!
この連載の読者の皆様はスイニャンといえばStarCraftシリーズというイメージをお持ちかと思いますが、最近ではLeague of Legendsも見るようになり、今回はAVAの護衛ミッションの面白さを広めたいというトンピ氏の熱意にやられて取材を行うことに決めました。実際に護衛ミッションの面白さも感じられたし、何より参加者の皆さんにとても良くしていただいて、楽しくイベントを見学することができたのがとても印象に残っています。色々と教えてくださった参加者の皆様、ありがとうございました!
http://www.avaonline.jp/
※ | トンピ氏は「トンピ?」の名称で活動を行っておりますが、記事掲載の都合でご本人に許可を頂き「トンピ氏」と記載させていただいております。(編集部) |
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